家の前に自販機を置くには

自販機を置くための方法・手段

自販機の設置ハードルが低く、最も儲かるのは、ジュースの自販機です。
よって、ここではジュースの自販機を家の前に置くための方法・手段について説明します。

家の前に自販機を置くためには、次の2つの方法があります。

（1）自分で自販機の機械を購入して置く方法
（2）自販機設置業者に依頼して置く方法

それぞれメリット・デメリットがありますので、それぞれの事情や目的を踏まえて判断しましょう。

自分で自販機の機械を購入して置く方法

自分で自販機を購入するためには、自販機を売っている業者を探す必要があります。
簡単に見つかりそうで、意外と見つけにくいのが自販機を売っている業者です。

ところで、コカ・コーラやアサヒ飲料などの飲料メーカーは、自販機の機械を自社でゼロから作っているわけはありません。
電機製品メーカーである富士電機やサンデン、パナソニックなどの業者が造っている自販機を仕入れています。
その後、仕入れた自販機に対し自社のデザインを施して、日本中のいろいろな場所へ設置をしているのです。

では、家の前に自分で自販機を置く場合も電機製品メーカーから購入するのかというと、少し事情が異なるようです。
これらのメーカーは基本的に小売には積極的ではないようで、メーカーが卸売している業者を探すことになります。

このため、個人で自販機を買おうとする場合は、ネット通販で個人向けに販売している業者や
リサイクル業者、ヤフオクなどを使うことになります。

自販機で売る商品の仕入れや補充、ゴミ捨て・清掃はすべて自分で行う必要があります。
重労働や手間こそあるものの、安く魅力的な商品の仕入先を確保出来れば、利益率が高く、高額収入が見込めます。

なお、個人を含め自販機を高額リース販売するような業者もあるようですが、あまりお勧め出来ません。
月々のリース代が高く、自販機の売上利益ではリース代を稼げないことが多いためです。
実際、自販機のリース詐欺等もあるようで、国民生活センター等に相談をされていることも多いようですから注意が必要です。

自販機設置業者に依頼して置く方法

これは自分で自販機の機械を購入するのではなく、自販機設置業者が購入した自販機を、家の前に無料で置いてもらう方法です。

自販機業者に、自販機の購入、商品仕入れ、補充、ゴミ捨てなどすべてお任せできるので、自らの手を汚すことは一切ありません。
唯一、電気代の負担をする必要はありますが、売上の一部を販売手数料として受け取れるため、赤字になることは稀なことです。

なぜ赤字にならないかというと…
自販機設置業者も場所のより好みをするからです。
すなわち、どんな場所にでも置いてくれるわけではなく、儲かるところにしか置いてくれないからです。
逆に言えば、自販機業者に見積を出した結果、無料で設置してくれると条件が出てくれば、ある程度は儲かる場所ということです。
何十万円もする自販機を業者が、わざわざ購入するリスクを取ってまで置くわけですから、それなりの見返りが期待できるということです。

ただ、利益率は（1）の方法に比べると低くなります。
それは、
・初期投資リスク（自販機購入代）を負わなくて良い
・仕入れや商品補充、ゴミ捨てといった煩わしい作業をしなくて良い（時間的自由）
というメリットを享受しているためです。

とはいえ、メリットが大きすぎるので、世の中にある大多数の自販機は、自販機設置業者に依頼して置く方法によるものになっているのが現状です。

自販機業者への見積もり依頼方法

最も原始的なやり方は、大手自販機業者の窓口に電話をして、1件ずつ問合せをすることです。
ただ、1社ごとに同じことを聞かれるのが面倒ですね。
このため意中の業者を決めてから問い合わせをしていくほうが良いでしょうね。
それで、設置業者による設置可否（儲かるかどうかの判定）基準は異なっているため、結果として何社にも問合せをしないといけない可能性は残ります。

自販機設置業者ごとの問合せ窓口情報一覧（主要メーカーのみ）

面倒な方は一括見積も検討するとよいでしょう

なお、1社ごとに問合せをするのが面倒な場合は、一括資料請求サイトを使えばスムーズです。
一括資料請求サイトの窓口に、
・設置検討場所の情報（住所、現地の目印、周辺環境など）
・売れる可能性のPR（近くに公園や学校があるなど）
・資料送付先（住所や電話番号など）
を伝えれば、あとは勝手に、コカ・コーラ、アサヒ飲料、サントリー、伊藤園などの各社担当が市場調査のうえ、結果を通知してくれることでしょう。

日本で一番の老舗である自販機設置の一括資料請求サイトの情報を掲載しておきますので、1社ごとの問合せが面倒な人は使ってみても良いかもしれませんね。

自販機設置（お問合せポータル）