自動販売機のクレーム・苦情窓口について

自動販売機でジュースを買ったけど…

・商品が冷えていない(温まっていない)
・ボタンを押したジュースとは違う別のジュースが出てきた
・そもそもジュースが出てこない
・投入した紙幣や硬貨を飲み込まれてしまった
・お釣り不足
・お釣りが全く出てこない
等など。

こんなトラブルが発生した場合は、自動販売機を管理する会社へ問合せをする必要があります。
このページでは、自動販売機で商品を購入した際のトラブルについての連絡方法や連絡先を紹介します。

問い合わせをする際に準備しておく情報とは

コカ・コーラやアサヒなどのような例え大手の大手メーカーの自動販売機であったとしても、残念ながら万能ではありません。
機械が故障することもあれば、商品補充をするルートマンによるヒューマンエラーだって発生します。
各自動販売機設置会社だって、精一杯頑張ってその自動販売機を管理しています。

とはいえ、たった100円や200円の買い物であったとしても、欲しくないモノが出てきたら、嫌な気持ちになるのは人の常。
ケチなのではなく、欲しくないものを買わされた…。
誰だって清々しい気持ちでその日を終えることは難しいものです。

そんな時は、他人や周辺のモノに八つ当たりをするのではなく、自動販売機設置会社に電話連絡をしましょう。
もちろん、怒鳴り散らすのは小物のすることです。
紳士的かつ冷静に電話連絡しましょう。

その際は、自動販売機を管理している会社に
・トラブルが発生した日時
・トラブルの内容
・自動販売機の管理番号
をゆっくり、かつ、正確に伝えてください。

自動販売機設置会社はどうやったら分かる?

設置されている自動販売機に貼付された統一ステッカーを見て、記載のある連絡先を確認しましょう。
社名、担当営業所、電話番号、自動販売機の管理番号が記載されているはずです。

コカ・コーラやサントリーのようなメーカーの社名(正確にはメーカー系列の自動販売機オペレーション会社)を
記載されていることもありますが、多くの場合は、自動販売機のオペレーション会社名が書いてあることが多いです。

例えば、日本全国を営業エリアとして、アサヒやサントリー、キリンなどの自動販売機を設置管理しているジャパンビバレッジです。
関東圏でいえば、関東最大手の自動販売機オペレーターである八洋。関西なら、山久などです。

人口の少ない地域や市街地から離れた場所のほか、昔ながらの取引慣習の関係で、その地域の個人商店などが管理をしていることもあります。

そもそも統一ステッカーって何?

自動販売機に貼付された業界統一様式によるもので、
・管理者氏名
・連絡先住所
・連絡先電話番号
が記入されています。

トラブルが発生した場合は、その原因となった自動販売機にある統一ステッカーを確認し、その記載連絡先に電話をしてください。

なお、統一ステッカーは、昭和50年(1975年)に当時の大蔵省(現財務省)厚生省(現厚生労働省)農林水産省、通商産業省(現経済産業省)の4省共同通達「自動販売機に対する統一ステッカー貼付の実施要綱」を根拠としており、日本国内に設置される自動販売機に貼付されるべきものです。

統一ステッカー貼付の目的は、
・自動販売機の管理責任体制の明確化
・消費者の自動販売機に対する信頼向上
です。

貼付場所は、「機械正面見やすい位置、原則として硬貨等投入口周辺」と通達されています。
実際に、設置されている自動販売機を見るとわかりますが、正面の硬貨投入口の下、釣り銭受けの上にあることが多いです。

貼付対象自動販売機

次の(1)~(5)を除く、すべての自動販売機と通達で定められています。
また、複数の自動販売機が同一箇所に連続して設置されている場合であっても一台ごとに貼付することになっています。

(1)駅の乗車券自動販売機
(2)コインロッカー
(3)屋内に設置され、かつ管理者が常駐し常に管理できる状況下にある自動販売機
(4)酒の自動販売機
(5)米の自動販売機

どうしても連絡先がわからない場合

統一ステッカーが貼付されていない、貼付されているが文字が消えている等の場合は、その管理会社の代表番号をホームページ等で検索しましょう。
または、飲料メーカーのお客様相談窓口に電話をして、トラブル内容、トラブル発生場所、トラブル発生日時を伝えましょう。

注意しないといけないのは、感情任せに怒り狂って電話をすることです。
落ち着いて、ゆっくりと伝えるべきことを伝え、トラブル解決案の提示を受けましょう。

電話を受け付けるオペレーターは、意図的にトラブルを発生させたわけではありません。
大人の余裕をもって、紳士的に対応すれば、自ずと相手方も納得のゆく提示をしてくれるものです。

各飲料メーカーのお客様相談窓口は次のとおりです。
受付は、平日の9時~17時となっている会社が多いようですから、時間外に発生したトラブルは翌営業日の営業時間を待ちましょう。

飲料メーカー名 電話番号 営業曜日・時間
日本コカ・コーラ 0120-308-509 平日9:30~17:00
サントリーフーズ 0120-139-320 平日9:00~17:00
アサヒ飲料 0120-328-124 平日9:00~17:00
キリンビバレッジ 0120-595-955 平日9:00~17:00
伊藤園 0800-100-1100 平日9:00~17:00
ポッカ・サッポロ 0120-885-547 平日9:00~17:00
ダイドードリンコ 0120-559-552 平日9:00~17:00
大塚ウエルネスベンディング 0120-925-405 平日9:00~17:00